「麹のパワー」で健康食ライフを始めよう。
わたし達日本人は古くから和食をいただいて来ました。年々増加した外国人の方たちの来日目的の一つとして挙げられるのが日本食を食べることだと言います。
2013年末には「和食」が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されて世界中から和食への関心がより高まってきています。
そんな和食には多くの発酵食が用いられてきました。これらの発酵食品うを作る場合には乳酸菌や納豆を作る納豆菌など様々な菌が使われています。
特に注目したいのが麹菌です。麹菌はお醤油やお味噌を作るときに使用されています。
これらを活かした塩麹は大変なブームとなりました。
この麹は体に良いだけではなく、旨みがゆり一層まして、お料理がよりいっそう美味しくなります。
もくじ
5つの麹の力で健康になる
和食を食べると自然に摂ることになる麹は、使い方1つでより体に良い働きをしてくれます。
そこで麹の力を借りて食卓がもっと豊かになり、健康や美容に良い麹の話をしてみたいと思います。
①元々はお醤油やお味噌、鰹節を作るときの材料です。
麹はそれだけでも健康や美容に良いと言われていますが食べ物も一段と美味しくしてくれる力もあるのです。
②麹の力には酵素がかかわる。
アミラーゼやプロテアーゼ、リパーゼなど30種類以上の酵素が含まれています。特に消化を助けてくれるアミラーゼという酵素は、でんぷんをブドウ糖に分解してくれます。
またプロテアーゼはタンパク質をアミノ酸へ分解してくれます。それぞれの酵素は、消化・吸収よ促進してくれるので体調も良くなります。
③栄養素を分解する酵素
毎日食事で摂取した栄養素は麹菌で消化吸収の手助けをしてくれます。また肉などの食材を柔らかくしてくれて、旨みの元でもあるアミノ酸はこの栄養素が分解する事で生み出されてくれるのです。
④ビタミンを生成する麹菌
麹菌は自ら代謝することでビタミンB1・B2・B6、ナイアシンやパントテン酸、ビオチンなどのお肌の代謝つかさどるビタミン類を生成してくれます。
⑤麹は善玉菌を増やしてくれる。
麹の酵素によって生み出されるオリゴ糖は乳酸菌などの善玉菌の繁殖を助けてくれます。
この「麹の酵素」をとることで、これらの作用が促進されて私たちの健康や美容に貢献してくれるのです。
まさに麹によって、酵素の恵みをいただけることになります。
麹のまとめ
日本独特の気候風土によって自然発生した麹は世界でも類を見ない優れた微生物で、デンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解することは上記でお話しましたが、麹は効果的に脂肪を分解吸収するから微生物の王様とも呼ばれています。
不足がちな酵素をおぎなう日本がほこる添加物不要の安全食品でもあり、麹が消化酵素を働かせてくれるので体内に残っている毒素を排出してくれるデトックス効果もみこめる奥の深い優れた日本の宝物なのです。
「麹は体に良く、料理も断然美味しくなる魔法の菌」でした。
★ご拝読有難う御座いました。